自分で作ってみよう!
<ベルトループ編>
(難易度:簡単 所要時間10〜15分)
車のキーや、ちょっとしたものをポケットにしまうと、何かの拍子に落としてしまうことがあります。 そんな時、ベルトにキーリングを引っ掛けておけば無くしてしまう心配はありません。 私は専らチェーンや手錠を装着するのに使用しておりますが(苦笑)、きっと皆さんのお役に立てると思いますので、ぜひチャレンジしてみてください! |
まずは自分のベルトの幅を計ります。 写真では見づらいですが、ごくう愛用のメタルベルトは幅45mmあります。 今回は薄めのブタ革を使用します。 厚い革だと、皮包丁や専用カッターが必要ですが、薄いブタ革ならハサミでも切れます。 今までの経験によると、長さは自分のベルト幅の5倍を使用するとちょうどよい感じになります。 幅は好みにもよりますが15〜20mmくらいがよいでしょう。 というわけで、長さ45×5=225mm・幅20mmを元の革から切り出します。 |
革を切り出しました。 切り出したら端から70mmくらいのところで折り返し、さらにその反対側も折り返して、端と端が20mm程度重なるようにしてください。 |
そうしたら革が3枚重なった部分を、パンチャーで穴を開けます。 |
見事に穴が開きました。 |
これが今回ベルトループに使う「ナスカン」です。 |
切り出した革にナスカンを通し、ホックで留めます。 |
打ち台に乗せて菊割を当てがい、木槌で叩きます。 |
表側のホックも留めます。 打ち台をひっくり返すと、各種ホック用の大きさにくぼんでいるので、コレを利用します。 あまり強く打ちすぎると表面がボコボコになってしまうので、適度に力を加減してください。 |
一応出来上がりました! |
・・・と、ここで終わらせても良いのですが、それだけだとゴクウっぽくない!ということでスタッズを打ち付けてみることにします。 アメリカ製なので、幅がインチ(約12.7mm 単位のページ参照 )、対角線長が約18mmです。 今回は20mm幅の作品なので、ナナメに取り付けることにしました。 下の写真はスタッズを取り付けたところを裏から撮ってみました。 |
いよいよ最後の仕上げです。 革の横が素材の色のままなので、精悍にブラックに仕上げることにします。 ここで最終秘密兵器!マジックペンの出番です(爆)! |
丁寧に横っちょを塗っていきます。 |
すると、ほぉぉ〜ら見事に仕上がった!(←誤魔化せた?) ホントーは「コバ磨き」という、側面を器具で擦って仕上げる作業があるのですが、なにせ「お気楽テキトー革細工師(笑)」ですので、こんなカンジでOKでしょっ!? どうせ使っているうちに色々なところにぶつかって、キレイに丸みを帯びていきますから〜。 で、色が褪せてきたら、またマジックで塗ってやればイイし(笑)。 初期の仕上がりが気になる方だけ「コバ磨き」をやってみてはいかがでしょうかぁ〜。 |
出来上がりっ!ごくうの革パンにもベリーマッチング&ジャストフィット! |
今回の材料費
品名 | 使用数 (単価) |
費用 |
ブタ革 | 1 | \49- |
ホック | 1 | \14- |
ナスカン | 1 | \105- |
スタッズ | 3 (@\25-) |
\75- |